2021年2月23日
➃プレッシャーを考えよう
今から約45年前、日本サッカー界において「プレッシャー」という言葉を最初に紹介されたのは、日本サッカー協会元会長岡野俊一郎氏だと筆者は記憶しています。サッカー解説者としても、語り口・豊富な知識・伝え方など全てが最高でした。筆者は今でも、同氏より巧みなサッカー解説者は存在しないと思っています。そのプレッシャーですが、日本語で表すと「重圧・圧力・外圧・緊張感」といった言葉や意味につながると思います。プレッシャーの要因はそれぞれあります。「過度の責任感」や「周囲からの期待」、「失敗の創造や恐れ」などが要因として考えられます。プレッシャーに完全に勝つ方法や秘訣などは存在しませんが、早くからプレッシャーを感じる場面や状況をたくさん経験することは、有効な対策のひとつだと思います。スポーツはプレッシャーを感じるからおもしろいのです。プレッシャーを感じたら「このドキドキ感が楽しい」とシンプルに考えてみましょう。(了)